読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

心の雑草

「げ」と申します。「旅=人生」というライフスタイルをめざして、心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

真田丸 第40回「幸村」感想

追放されしもの、最後の戦場に還る。


15年に及ぶ平穏な生活を破ったのは戦への勧誘。
豊臣と徳川、戦国時代最後の戦いが始まろうとしている。

というかいよいよ最終章。
大坂の陣の時に「幸村」を名乗るって流れで持っていく感じですかね。
そして冷静に考えるとようやく「真田丸」でもある。

スポンサーリンク


元・宇喜多家臣の明石さん登場に揺れる魂。
「敵は?」
徳川家康
くーッ、単純だがグッとくる。

ん?真田信之、右手が効かない?ゴルゴと同じギランバレー症候群的な?

信繁の元には片桐さんも来ていた。
情報が入らなかった15年間に起きたこと。
豊臣家臣たちがバシバシ倒れていった中、増長するのはもちろん徳川家康
寺の鐘にイチャモンつけるエピソードしっかり入れてきたね。

というか、大きな流れで見ると完全に家康のターンだよな。
清韓さんの喋り方が妙に公家っぽいのは置いておくとして、まさかの家康の二文字をちぎり取ったりして結果として家康キレさせたのこのお坊さんの趣向のせいじゃんっていう。
完全に家康のターンが続く。片桐さんこれストレスで死ぬよね。

この頃の淀殿は実質的な豊臣の最高権力者状態。
家康と淀殿の板挟みのストレスがやっぱり酷い。
家康のタヌキ爺、極まってきた。
豊臣内部を混乱させつつ、これ「計算通り」ですねこれ。
一番混乱しているのは片桐さんだわ。

つーか嘘ついて一番訳わからないことしてるの片桐さんだわ。片桐発案の三カ条、もはや豊臣に対しての裏切りレベルっていう。
歴史的に見ると相当可哀想な人なんですけどね。
実際は分からないけど、ドラマ通りの流れで“結果的に”徳川方に付いた、みたいなお話は結構有名だったりして。

なんかもう厄病神じゃないか片桐且元さん。
今回の話、もうほとんど片桐さんによる真田信繁幽閉期間の日本史講義状態。
そう、家康はここまでをある程度計算していたはず。わざわざそのために1ヶ月も片桐を帰しもせずにい続けさせたんだよ。


真田信繁、戦がそんなに好きじゃなかった!!
いや、嘘でしょこれは。
てっきり理由として「守るべき家族やら生活があります」が出てくると思ったんだが。

きりちゃんは全て聞いてましたよ……と思ったらさすがに聞いてはいなかった。家政婦は見た!
「行きたい!」とは思った信繁。
「じゃあ行けよ!」っていうのがきりちゃん。
淀殿は人を不幸にする。

「でもあなたは行きたいと思っている。じゃあ行くしかないでしょ」
夜の公園に武術家二人……勝負でしょう的な空気があります。

真田昌幸の息子」ってだけで人はついてくるかか。
そしてきりちゃんが僕がずっとモヤモヤしていた部分に回答くれたわ。
真田信繁って実際、きりちゃんが言ってた通り実戦経験がかなり少ないんだよね。「ハッタリ」とか、あとは勢いでなんとかしろ的なことちゃんと言ってくれたことは嬉しい。
あと「なんとか官兵衛さま」って。少し前の大河で主人公した人なのに。


真田信繁という男の唯一にして最大の華が「大坂の陣で大暴れ」ですから。よく考えるといろんな事件に関与してはいるが、結果は出してこなかった信繁。
溜めて溜めて、いろんな経験を溜めて溜めて溜めて溜めて、最後の最後に真田丸を作ってカタルシス。

今までに関わった戦国の人間たちの言葉が走馬燈のように駆け抜ける。
ううん、こりゃたまらねえ。北条氏政とか上杉景勝とかの台詞もなかなかたまらねえな。
真田昌幸の遺した最後の策とは。
死んだ嫁さんの言葉。
板部岡さんの言葉。
義父・大谷吉継の言葉。
上杉景勝の生き様と死に様のお話。
そしてお婆ちゃんの遺言。
単純だけど燃える展開。


父としての信繁最後の教えでしょうか。
(親父……やる気だな)って感じか。
「幸」の文字にくっ付ける一文字は、息子が切ってツボに入れた文字から選ぶぞ。
クジで決めるのは昌幸がやってたやつ!

真田幸村、爆誕。
九度山村」の村だったのか……真田幸村、爆誕!!
良い名だな、確かに。


ついに集まり始める豊臣ヒーローズ。
次回「入城」。