心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

ガリチキ・ガリバタの系譜。松屋の「鶏のバター醤油炒め定食」

最近はなぜか松屋から遠ざかっていたけど、今回の新作はちょっと気になったので行ってきました。
以前あった「ガーリックチキン定食」そして「鶏のガリバタチキン定食」に連なる正統血統、それが今回の「鶏のバター醤油炒め定食」です。


どうも今年の松屋は優しい。
こう、なんというかトガりがなくなってる。それでも美味いんだけどさ。

そんなわけで今回の「バター醤油炒め」。
ついに名前からガーリックやニンニクの名がロストしましたね。
ロストした割にはガーリック効いてるから気をつけろ!

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一言で言うと「バター醤油炒めと呼ぶにはガーリックが効きすぎ、松屋にしてはパワーが足りない」そんなアンドレ・ザ・ジャイアント的な作品。


なんだろうなあ、この煮え切らない感じ。
美味しい。確かに美味しいんだけど……。

どっちかに振り切って欲しかった感じありますねコレ。
バター醤油ならバター醤油でしっかり角度付けて、ジャガイモとか入れて。
逆にガーリック入れるのであればもっとしっかり効かせて、マジで仕事の昼休みに食べられないくらいの力強さを出して欲しかった。

一昔前の松屋の期間限定定食メニューはかなりエッジ効いてたと思うんですよねえ。個人的にはあの一種の江戸っ子的な「食いたい奴だけ食え」と訴えかけてくるような、暴力的な辛さやガーリックが懐かしい。


万人受けするくらいのあたりに着地した感のある今回のバター醤油。
トマトカレーが恋しい、今日この頃です。