心の雑草

「げ」と申します。「旅=人生」というライフスタイルをめざして、心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

二度あることの意味を考える「バラと狼の倒錯」

ゴルゴ13から学ぶ、第3話「バラと狼の倒錯」です。

依頼人から教わった情報通りに待ち伏せしていたゴルゴ。
その情報通りに現れた車にスコープを向けたゴルゴだったが、その引き金は引かれることはなかった。標的は男のはずだが、車を運転していたのは女だったのである……。


依頼人の裏切りは決して許さないゴルゴ。基本的には2度と依頼人とは顔を合わせない彼も、こういう時には自分から接触しますよね。

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今回取り上げるエピソード「バラと狼の倒錯」には2種類の“2度”が描かれる。
一つ目はすでに取り上げた、ゴルゴが真実に辿り着くために自分のルールを曲げてまで行った依頼人との2度目の接触。

そしてもう一つがこちら。

物語もクライマックス、ターゲットを誘き出した最後の最後にそのターゲットが女であることに辿り着いたゴルゴ。
そのきっかけこそが「2度同じ人間に偶然会うこと」しかもそのタイミングがいよいよ決着の時であることだった。


「二度あることは三度ある」なんて言葉があるけど、ゴルゴにとっては「二度あるならば何かある」みたいな感じか。
自らの意志によって能動的に起こす2度目は、彼自身が必要性を感じての2度目。

そしてゴルゴが予期していない2度目には、必ず何か裏がある……として考えていく。


偶然と片付けるのは容易い。だけど安易にそうして片付けるのは、大きな何かを見逃す可能性がある。
「二度あること」が既にイレギュラーとして意識を張る。そうして見えてくるものがあるかもしれない。