ゴルゴ13でライフハックする、第2作目は「デロスの咆哮」から。
ゴルゴ13 (Volume1 ビッグ・セイフ作戦) (SPコミックスコンパクト)
- 作者: さいとう・たかを
- 出版社/メーカー: リイド社
- 発売日: 2002/09/30
- メディア: コミック
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敵側にはボネという名の「同業者」がいた・・・。
貿易商サルル・デミオとして潜入したゴルゴに、旅行者を語り近づくボネ。他愛のない会話をしながらも、暗にボネは自分とゴルゴが同じ仕事をする人間であり、敵同士であることを匂わせる。
ホテルに戻ったゴルゴの独白。
「利き手を決して人に預けない」
ゴルゴのルールがこのお話で初登場です。
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ただどちらかっつーとこの今回の敵であるボネのセリフの方が自己啓発。
これマジで生きる時の基本形ですよ。感情で動くと波風が立つ。プライベートならそれが時にプラスに動くこともあるけど、こと仕事に関しては感情はできるだけ表出化しないようにするのが仕事をするということ。
上司にいませんかね?えこひいきしたりするタイプ。こんなもんモロに感情で動いているわけで。
生きてる以上は好き嫌いはある。だけど個人的なその気持ちは抑えることも、言ってみりゃ仕事の一部だったりするのではないかと思う(限度はあるけど)。
後々色々と取り上げることになるけど、皆さんが抱えている「ゴルゴ13像」がマンガでも固まってきた頃にはゴルゴ自身が完全に事実のみで動くプロフェッショナルになっていきます。
今回の「プロに必要なのは客観的事実を冷静に見る目のみ」はゴルゴの行動・言動に何度となく現れて来ますのでお楽しみに。