心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

愚地独歩で自己啓発してみる

闘いとは不都合なものッッ
闘いとは思い通りにならないものッッ
武神 愚地独歩にとって……
それが闘争いなのだ!!

ということでドリアン戦での独歩を今は亡き烈海王が称した名言なわけですけど、これ少し拡大解釈すると誰にでも当てはまる現実との向き合い方になると思ったんですな。

人生とは不都合なもの。
人生とは思い通りにならないもの。
大多数の人間にとって、それが人生なのだ。

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「好きなことをして生きていても辛いことはある」

最近改めてこちらの本を読んでいるんだけど、この中で「好きなことを仕事にして生きていく」としてもその中には苦しい時があると書かれている。
好きなことをして生きるための準備期間が苦しいだけでなく、好きなことをして生きている最中にリアルタイムで苦しい時、辛い時は訪れ続けると。

愚地独歩なんか最たる例な気がする。
好きで何十年も毎日正拳突きを1000本打ち続ける男。
そうして手に入れた武の境地が「闘いとは不都合なもの、闘いとは思い通りにはならないもの」なのだから。

いくらやってもやっても思い通りにならない。でもやる。
こんなカッコいいことありますか。


もう愚地独歩じゃなくてマンガ全体で自己啓発しよう

いわゆる自己啓発本を読んでみるとだいたい「リアルにイメージしたら実現するぞ!」のパターンで話を持っていくことが多い。特に西洋系のやつ。だから安易に信用できなかったりする。

マンガってほとんどが苦難を突破するようにできていて(そうじゃないとストーリーが盛り上がらないからだと思うけど)、それこそ「好きなことをしているのに苦しい」のバリエーションを学ぶのに良い書籍群なのではないかと思う。
オリラジのあっちゃんよりはるかにパーフェクト・ヒューマンであるゴルゴ13でさえ何度も死にかけてますからね。乗ってた飛行機がサバンナに墜落したり、記憶喪失になったまま命を狙われる中で銃声で記憶を取り戻したり、エボラウイルスに感染したこともある。

考えてみたら独歩よりもゴルゴ13のほうがすげえや。うん。