心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

ボジもネガも問題は「その感情をどう調理するか」

ネガティヴな感情そのものを否定する人って少なからずいると思うんだけど、そんな人間として不可能なことから立脚したシステムなんて破綻するに決まってるわけですわな。

鉄拳タッグトーナメント2

鉄拳タッグトーナメント2

鉄拳やってるとよくあるんだけど、ドラグノフってキャラはロシアンフック・アサルトって技をガードさせるとこちらが先に動けるわけです。
だからこのアサルトをガードさせてから中段下段の二択をかけたりしてこちらのペースに持っていくのが狙いなんだけど、そのアサルトをガードさせた後に暴れられたりステータス技でぐちゃぐちゃっとされるとなかなかにイラっとくる。

この時ってものすごくネガティヴな感情渦巻くわけですが、「なぜ自分はイライラしてるのか」を考えると解が導けるわけですよ。
やりたいことが通らないから。
ただし格ゲーとは複雑化したジャンケンみたいなものなので、アサルトガードさせた後に相手が暴れるならそれに勝てる選択肢があるわけです。様子見すれば相手が暴れてるわけだから、確反入れたりとかね。

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軽い例で挙げた鉄拳7の話がだいぶたっぷりになりましたけど、まあ感情ってのは「それを発生させる原因」が必ずあるわけですからそこを叩けばいい。
悩み事があったら紙に書いてみると解決しやすくなる、みたいなやつは暗に悩みの原因部分が視認できるから良いのかなーと思う。


仏教関係の本を読んでたりすると、おおよそ「感情が乱れるのは生きてる以上仕方がないのでそれをなくそうとするのはナンセンスである。むしろ感情が乱れた時にそれをスムーズに解消する術を鍛えましょう」みたいなことが書かれていることが多い。
そのための具体的な訓練方法が坐禅だったりする。


下手すりゃ感情ほど邪魔なものはなくて、たまに感情なんて捨て去った悪かった頃のウォーズマンとかネプチューンマンみたいになりたい時もあるんだけど、それでも人間には感情があるしそこまでしてなくならないんだからきっとどうしてもなくてはいけない理由があるんだと考えてみた。

そうするとはじめに言ったような「何か問題が起きましたよ!」と伝えてくれるためのヒントなんじゃねーかと思う。特にネガティヴな方。
イライラするのは自分にとって不都合なことが起きてるわけだし。


映画観て感動するとか、そういったパターンの感情の発露もたくさんありますけれども、仕事や人間関係なんかの中で生まれる感情って、ある種とっかかり的なものではなかろうかと。
「この人苦手だわ〜」と思ったらその人のどういうところが苦手なのかちょっと考えてみる。んでその要素が自分にもあるのではないかと反省してみる。
割と自分が苦手とか嫌いとか思ってる部分って鏡みたいに自分も持ってたりするからね。


でもアサルトガードさせまくって壁際に押し込んでいくのとかはやっぱり楽しいんだよな。
それで相手が焦れて動いたところをスカ確取って壁コンボとかしてると「やっぱり鉄拳楽しい」ってなる。
……こういうポジティヴな感情に飲まれると単調になって負け始めるんだけどね。