心の雑草

「げ」と申します。「旅=人生」というライフスタイルをめざして、心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

花燃ゆ 第38回「届かぬ言葉」感想

今年の大河も終盤突入って感じですけど、江戸から明治への時代が変わるところがサッパリした味わいで片付けられてしまったおかげでどこが物語の山場なのかすっかり分からなくなっているのは俺だけ?

あくまで主役は「この変革の時代の生き抜いた一人の女性」としたいのかなあなどとは思いますが、それ大河ドラマでやることじゃねえなって今更ながら思うんだよね。「坂の上の雲」とかの方がよっぽど大河らしい出来だったと思いつつ……今週の大河始まります!
TOKIOのラーメン食べたい。

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明治になっても戦いの残り火は燻る。
今週はそんな話っすかね。


藩主の代替わりによって、奥御殿も代替わり。自然に文さんもスーパー偉い立場になりました。これは日出のヤローがイラっとしてますけど、いい加減周囲もこの日出のヤローが他人を蹴落として生きていくダメなタイプの人間であることに気付こうや。


大殿様作・なす、里芋、大葉、ししとうです。美味そうや。
こう、大殿はつくづく名君ですな。
「そうせい」っていう言葉には、「責任は俺が取るから好きにやってみろ!」的な器のでかさも感じますしね。


版籍奉還の後には、増えに増えた軍備の縮小。
優秀な奴らは中央政府に引っ張られたせいで、若殿含め長州藩の政治家連中はガキばかり。これはヤベエ。

姫様の機嫌を損ねてでも現実と向き合わないといかんやんけ。
興丸の未来を憂うからこそ、「奥がなくなるかも……」とかそういうこともちゃんと考えないと。


長州藩のそれぞれの隊が解散されることに。
この急速な展開は憤りが発動していくね。
「届かぬ言葉」ってのは仁先生も文さんも言葉が伝えたいやつに伝わらないってことか。


「早く成果を上げたい」って、このやり方じゃその成果自体が上がらないんだって。
しれっと洋装のウォーリアー達が決起だ!

マジで仁先生、すべての責任を背負っていくつもりか。
このステレオタイプの「百姓の分際で」みたいなやつはステレオタイプのようにムカつく。
……いや、どうしたの若殿様コレ。なんで急にヘタレダークサイドに堕ちてんの。

姫様もなんか間違った覚悟に至った気がする。興丸だけは生かそうとしなきゃいかんやろ。
奥御殿が一番優秀なソルジャー達が集まってる感じがたまらない。


脱走犯チーム強い。そんな知らせが木戸孝允に届く。
もはやここまできたら力で抑えるしかないのかねえ……。
仁先生と若殿との間で決定的に考え方がズレてるのがマズイ。まず黙らせるのは後ろの若いクソみたいな家老的な2人だよ。
まず中央政府が手を下す局面になってしまった時点で長州藩はミソついた感じあるけどね。


なんとなく建武の新政に近い空気を感じる一件ですな。できたての新しい政府は固まってないから、ちょっとした綻びが致命的な傷になりかねない。
新政府にいる木戸孝允の思惑はそんなところだろう。


若き脱走兵に普通におにぎり食わせてアメリカについての話をしちゃう文さん。警備が激甘です。24時間警備立たせてたんじゃなかったっけ?
この若い元奇兵隊も、松陰とか玄瑞とか晋作と一緒だったんだな。


あーあ、若殿様が使えねえ。
そうして黙ってる間に木戸孝允が到着してしまった。
もう若殿様が話を聞くのが大殿様くらいしかいねえという極限状況だ。自分のガキがこんなに青いというのが結構ショックなんじゃないかと思う。
……かと思えば、同タイミングで若殿様自身がギリギリで気がついたぜ。よかったよかった。
……早くこのゴミみたいな家老2人をクビにしろよ。実際に血を流してないから「鎮圧軍が来たぞやったー!」とか喜べちゃうんすね。今の総理大臣にも観て考えて欲しいわ。
個人的には安保法案自体はロジカルに考えると必要なものかと思いますが、それを成そうとするやり方がまさに若殿のクソ家老2人のやり方だから反発食らってるんすよね。分かってるかねその辺。


……とまあ少し真面目なことを考えてしまった今週。
戦乱を始めた責任を、戦乱を始めさせないことで……と思っていた大殿様。
一羽のカラスが飛び上がったせいで鎮圧軍が攻撃始めちゃって反乱軍全滅。
後味悪すぎるでしょ……。

「木戸ォッ!!ふざけた真似を……」
的な仁先生。
「そもそもこのような事態を起こさないために、貴様は長州に戻ったんじゃなかったのか?」
的な木戸孝允


久坂玄瑞が目指したはずの世界が作られたはずなのに、その世界でも夢を見ることも出来ずに捕らわれてしまう若者がいる。
絶望する仁先生。
絶望する文さん。

いい終わり方だな今週……。


奥御殿は閉鎖。
仁先生は隠居。
次回は「新しい日本人」です。
新世界の王となる!!