惚れてしまった
- 作者: 板垣恵介
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2015/08/07
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る
今週の刃牙でも明言されてないけど、徳川さんの発言から察するにやっぱり烈海王死んだか。
そしてほとんど武蔵の回想なので今週の感想どうすりゃいいか分からん。
スポンサーリンク
「烈海王は関ヶ原なみ」
その言葉の詳しい説明を求める徳川さん。
関ヶ原参戦時の宮本武蔵は17歳の餓鬼だった。
それでいて既に武の才覚は開花しており、一人で多数の敵兵を斬りまくり周囲から恐れられていた。
「逃げるなよ」と言いながら敵に迫る武蔵の背後から矢の雨。
それを人を盾にして振り向きつつ避けたかと思えば、さらに背後から槍で太ももを貫かれる……。
前後、左右、上下の区別もない。
剣、槍、薙刀、弓矢、果ては鉄砲まで跳んでくる戦場。
烈海王とはそれと同等の相手だったという。
「惚れてしまった」
食い込んだ刀をそのまま離さないほどの拳の握り力。
そこまで鍛え抜いた鍛錬。
その戦術に至った発想力。
そして実戦する豪胆な精神力。
それら全てに惚れ、そして畏怖れた……武蔵はそう語った。
「烈も儂も報われた」
徳川さんのこのような発言は、どうも烈海王が死んだことを裏付けていて怖い。
でも徳川さんの知りたい欲求はまだ満たされない。
「烈海王は佐々木小次郎と比べたらどうだったか」
それを問われた宮本武蔵が深く考え込んでしまったところで次回。
なんだろうなあ。
結局烈海王の死に方とかその前後とかのせいでひどくペラいものに感じる最近の刃牙道。
宮本武蔵のキャラ造形自体は凄く良いだけに、板垣さんが武蔵を動かせてない感ありますね。