心の雑草

「げ」と申します。「旅=人生」というライフスタイルをめざして、心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

刃牙道 第66話「間違っていた」感想

これは……烈海王、他界8割生存2割くらいの味わい!

「目の前で人が斬られる」という場面も目の当たりにした現代人は、勝利者である宮本武蔵を賞賛もせず、その強さに興奮することもなく。
闘技場を包んだ感情は恐怖だった。

それでおなお変わらぬ平常心で闘技場を去る武蔵。
メンタルも天下無双だ。


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控え室らしき場所、ベッドの上に寝かせられた烈海王の腹部には血まみれの布が巻かれてパンツ一丁だ。
ピクルに足を喰われた後を想起させる画である。


周囲を囲むのは刃牙を筆頭に、徳川のじっちゃん、愚地克己、郭海皇、渋川さん、そして守護れなかった本部以蔵その人だ。
渋川さんは来たのにジャック・ハンマーが来ない。
「あんたはもうファイターとして終わりなんだよ!!」と言われてから弟と顔を合わせるのは辛そうだけど。


「儂は間違っていたか」
烈を囲む周囲に徳川さんは尋ねた。

返答したのは郭海皇だ。
試合そのものも、武器の使用可というルールも烈海王自身が望んで定められたもの。
仮に烈が生きていたら、郭海皇が「間違っていた」と言った瞬間に反論してくるはずだ……と。

だからこそ徳川のじっちゃんは望んだ。
「間違っていたと言うてくれ」
烈海王がいない今、誰かに言って欲しいその言葉。だが誰も言わずに沈黙。


……つーか戦う前に散々本部以蔵が間違っていることを訴えてたよね?
徳川さんにも烈海王自身にも訴えてたよ。

無視し続けた挙句最悪の結果に行き着いてしまった。本部としては「だから言ったじゃん」という気持ちが少なからずあるのではなかろうか。
徳川のじっちゃんにはこういうことが多すぎる。ピクルと安易に闘わせて足とか腕とかファイターとしての矜持を失わせたりする。全く学習しないおじいちゃん。
後悔先に立たずだ。



場面は変わり、徳川邸で対面して座るのはその徳川さんと宮本武蔵
「楽勝じゃったのォ」

こんなに顔面を傷付けられて何が楽勝ですか。武蔵としては決して「楽勝」でもなかったようだ。九節鞭の奇襲はともかく、砂を舞い上げての地下闘技場名物・歯と爪のショットガンはガードしなかっただけな気もするが。

烈海王はどうだったか」
楽勝じゃなかったとしたらどのくらいの強さだったのか?それが気になる徳川さん。
範馬刃牙は有馬喜兵衛くらいじゃ話にならず「ん〜さしずめ……」な強さだった。

関ヶ原並み」
だそうです。烈海王関ヶ原並みです。
ちなみに宮本武蔵関ヶ原の時は黒田官兵衛の軍にいて九州で戦っていた、という史料があるので、厳密に突っ込むと「いやいや武蔵は関ヶ原には行ってねえよ!」になりますが刃牙なのでいいんです細かいことは。


ここで一区切りというか、次週はどうなるか。

1、烈海王生存編
実は死んでない。スーパードクター鎬紅葉が一命を取り留めたものの、背骨切断なんかされちゃったので下半身不随とかで格闘技者として終了した烈海王……的なお話。しれっと闘技場には紅葉もいたはずだし、小さいながらも伏線にはなってると思う。

2、守護れなかった本部以蔵編
結局守護れずに一人目の犠牲者を出してしまった本部。
これ以上被害を大きくしないためにいよいよ武蔵本人と本部が接触する。

3、ジャック・ハンマー頑張る編
烈海王VS宮本武蔵をみたジャック・ハンマー烈海王のもとには行かずにトレーニングを再開。
「明日を捨てている」人間の精神性は「負ければ次はない」時代で最強と言われた剣豪に通用するのか。

この辺を夢想。
でも相手が宮本武蔵ということを考えると、武術家エリアの人たちの活躍を期待したいところ。
烈海王が完全敗北し愚地独歩は引きこもっているので、克己さんか渋川さんか。個人的にはピクル編で静かだった渋川さん期待。