烈海王斬られる。
その時、烈海王は過去を回想していた。
- 作者: 板垣恵介
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2015/06/08
- メディア: コミック
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若い時に烈海王が思った疑問。
「あんな金属の板で斬られたってまだ闘えるんじゃねーの?」
「それを試してみたい」
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時は戻って今。
烈海王は自身の腹を襲う痛みを分析していた。
右拳を犠牲に掴んだ武蔵の刃。
しかしわずかな力の緩みからそれを外され、さらには宙に放り投げられた。
シャオリーをしながらなお内臓が斬られる感覚。
これが斬られるということ。
若き日に思った思考実験は宮本武蔵によって現実のものとなり、「動けぬ」ことを知る。
倒れたまま、立ち上がれぬままの烈。
「次に活かせる」
その言葉を言い切れぬまま意識を失った。
対照的な武蔵。
烈に背を向けたまま、「ふむ…」と一息、納刀。
「勝負あり」の声が響き渡った……ところで次回。
今週はストーリー進展もなかったので特別書きようがない。
むしろ次週、烈海王は生きていられるのかが焦点だ。