心の雑草

「げ」と申します。「旅=人生」というライフスタイルをめざして、心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

刃牙道 第56話「玩具(おもちゃ)」感想

九節鞭をあっさり奪われた烈海王に対して、さらなる追い討ち……宮本武蔵の武器術講義が始まるッ!


鎖鎌との戦いを武蔵が思い出すルートを予想していたけど、そんなことはなかった。刃牙道はいつだって現在進行形だ。戦ってるのは400年以上前の時代を生きたサムライだけど。

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「ふむ……」
「振れる……」
「振れることは振れるが……」

人を殺せる重さじゃない。
金属の質が悪い。
振り方を間違っている。

以上、宮本武蔵さんによる九節鞭の不完全さでした。


つまり、宮本武蔵にとって九節鞭などは武器ではない。
玩具に過ぎない。


こうしている間にも烈海王は幾度も仕掛けられたのではないかと自問。
何故なら一見すれば、手にした九節鞭に気を取られている武蔵は隙だらけだからだ。


嘘でした


隙だらけに見える武蔵は実は微塵も隙なし。
隙あるように見せて誘っていたのかも。
とにかく隙などないと分かっていても攻めるしかない烈は、渾身の下段攻撃にしかけるものの
「おッほ!」
という楽しげなリアクションとともに武蔵に回避されてしまいましたよ。


……つーか武蔵、もう面白がり始めてるなあ。
「この武器はこう使う」
ってな具合に二本の九節鞭を構える武蔵。
それはかつて同じ場所で刀を根元からブチ折ったあの構え。二天一流だ。

観客大盛り上がり。
刃牙は知ってる構えなので「アレをやる気だッ」みたいな感じでざわめいている。


アレをやる武蔵。アレといっても思いっきり振り下ろすだけなんだけど、これが武蔵だ。
九節鞭は一節鞭と八節鞭になってしまいました。武蔵の握っている方はもはや鞭ですらないけど。
繋ぎ目の金具が千切れちゃってました。
この時郭海皇ですら「?」と何が起きたか分かってなかったから、「空を思いっきり振るだけで九節鞭の繋ぎ目をブチ切る」というのがどれだけあり得ないことかがよく分かるというもの。中国拳法そのものが理解できてないんだからね。


「人間じゃねえ」
観客はそう言う。

武蔵は言う。
「否……武器ではない」



そろそろ負けムード濃厚になってきた烈海王
「そんなもんでこの宮本武蔵を殺せると思ってんの?」とでも言わんばかりに、手裏剣を、服を、九節鞭をあしらいまくる。
ついに烈さんは素手に。


忘れそうになるけど闘技場にはたくさん武器が用意されてるぞ。
そしてせっかく習得したシャオリーもまだ使ってないぜ!
さっさと決着付きそうでまだまだ長引きそうです。このアンビバレンスな感じが「ああ、刃牙読んでる」と思わせる。