九節鞭による奇襲をまともに喰らった武蔵。額から血を流しつつもほとんどダメージはないっぽいぞ。
- 作者: 板垣恵介
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2015/03/06
- メディア: コミック
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九節鞭登場の時に結構な人が思ったと思うのが鎖鎌の宍戸梅軒。
創作とも言われたりしますが、宮本武蔵の闘いの中では結構有名なやつです。九節鞭と鎖鎌は構造激似だしね。
……かと思ったらそんな伏線は別になかったのが今週の刃牙道です。
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宮本武蔵、九節鞭の一撃を喰らっただけでその全てを理解していた。
まずはリーチ。
烈が改めて振るった鞭の先端を僅かに下がることでかわす武蔵。それは一瞬観客が当たったと勘違いするほどのギリギリ。三寸だけの回避行動だ。
さらに九節鞭という武器の本質も見抜いている。
確かに先端は見えないほどに速い。
だがそれを振る腕の動きは武蔵にとっては止まって見えるぜ!!
この時の郭海皇が「九節鞭の先端は見えん」などとドヤ顔して言ってますが、ハナから武蔵は先端など見てないと。
見ているのは烈の手元だ。だからかわせる。
本棚整理していてグラップラー刃牙を読み返してるんですが、刃牙くんが紐切り鎬と闘った時に「起こりさえ見逃さなければ避けられる」理論で鎬のスーパー引っかきを見切っていて、武蔵の今回の技術と同じ気配を感じる。
ちなみに武蔵、もはや剣を地面に突き刺して手揉みしながら烈の攻撃を待っている状態。
右から迫る鞭の先端を腕で受け、くるっと巻き付いた先をキャッチ。左からも同様。
そして引っ張る。
いともたやすく烈から九節鞭を奪い取ってしまった。
さあ、烈さんは素手。
武蔵は九節鞭×2と名刀國虎を装備。
これはあかんで……!
次回は闘技場に用意された武器で烈が闘うのか。
……九節鞭の説明も兼ねて宍戸梅軒の回想編をさっくり入れてきたりするかもな。