心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

花燃ゆ 第5回「志の果て」

入った者は二度と出られぬ牢獄、野山獄へと入れられた吉田松陰
動けぬ松陰のために自らも学び、そして松陰に本を届けるべく文ちゃんが動く!

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本を読むことしかすることがなかったであろう松陰は、2ヶ月の間に100冊も読んでたんですかスゲえなやべえな。国を変えたいという想いはそんな力を生み出すのか……。

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自分の兄の弟子になったが故に、牢獄につながれてしまった人の母親との交流には少なからず後ろめたさがありそう。


松陰久しぶりの陽光。
このタイミングで同じく獄に収監されている人達との交流を始める!!

一方仁先生は桂小五郎とアクセス。
今週はテーマは「交流」かな。しかし桂小五郎強い……。


吉田松陰の弟子となった金子さんは、病にかかった上にランクの低い牢、岩倉獄の劣悪の環境下で瀕死であります。
それでも師・吉田松陰の魂が消えずに燃え続ける。
「逃げない」
志は良くも悪くも人を変えてしまう。
言ってみれば文ちゃんはこの時、自分の兄が「人を狂わせてしまっている」ことに直面する。


一方で吉田松陰は牢獄にて強烈な学問を学ぶことに。
書物の上だけで築き上げてきた学問には、「人間」がないようでして。
生きて、腐って、呪え。
吉田松陰の理想論が崩れる。


仁先生は西郷隆盛とアクセス。
学問の代わりは文ちゃんで、人間関係の代わりは仁先生が担当している感じか。


金子さん逝去。
文ちゃんの届けたかった薬は間に合わず。
兄に金子さんが死んだことを伝えます。
すっかり松陰先生も大人しくなっております。
志の果てに死を迎えた金子さん。

つーか吉田松陰は妹にこれだけ強く言われるほどのイベントが起きないと気付かないのかよ。
前しか見ないといえば聞こえはいいが、前しか見ないことでかけがえのないはずの多くの、本当に多くのものを犠牲にしてきていたことを。


金子さんの志の証、ボタンは文ちゃんから松陰へと受け継がれる……。
今週は久しぶりに大河ドラマらしい空気だけの一話だったかな。毎週やたらと朝ドラみたいなふんわり空間が入るからよお。


とはいえ来週は「女囚の秘密」。なんだかサスペンスチックな……。