たまたまなんですけど、11月4日に開店したばかりだというラーメン屋さんの前を通りかかった。
そんなもん、入らないわけにはいかない。
「いいじゃねえか ホンモノでもニセモノでも
技術(ラーメン)がホンモノならそれでよし
他はよし」
そんな愚地独歩のごとき精神性で入店。
オレのラーメン道はな……後退のネジは外してあるんだよ!!
何を言っているのか分からなくなりました。
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開店祝いのイベント的な感じで、看板メニューの牛骨ラーメンがサービス価格で500円。嬉しいじゃないの。
思えば仙台で「牛骨」を謳うラーメン屋ってわたしの知る限りでは他になかったと思う。
まずはスープ。紛うことなき牛骨スープだ。美味いです。
麺は中細麺で、スープが程よく絡み心地よい。
具材はたっぷりのネギに、牛チャーシュー。キクラゲ、水菜、のり。
うむ。
ここからはわたしの個人的な考え方になるんですが、牛骨ラーメンは具材選びが本当に難しいと思う。
このスープは特殊なんですよ。
味わいはしっかりしてるけど、「こってり」ではない。むしろすっきりしているんです。
言い換えましょう。
味は強い。でも感覚としてはあっさりが残る。
テールスープとか思い出してください。あの感じです。味はしっかりあるけど、飲み口はさっぱりしてるでしょう?
当然のように具材としてネギの相性は抜群なんですが、キクラゲや水菜というあっさり系具材が牛骨スープとの相性がどうだったのかと言われると「それぞれ別に食べてる」って感じが否めませんでした。
だからって他に何が相性いいのかなあ、と考えるとこれが難しい。なんか今刻んだタマネギとか閃きましたが、全体のバランスを考えるともっと個性のあるものも乗せたいですよね。カイワレとか美味そうだなあ。野菜ばっかりやないか。
スープが美味しいだけに、具材が合うとさらに化けるかも・・・と思わせてくれる一杯でした。
他のメニューも食べてみたり、期間限定メニューとかやってくれたら面白いかもというお店。
今後に期待です。