心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

刃牙道 第34話「型」 感想

今週は刃牙シリーズに時折現れる箸休め的な回ですかね。

3巻の発売日も11月7日と発表されたところでインタールードです。


宮本武蔵に完全敗北した刃牙は、毎度のごとく落書きだらけの自宅に設けられた地下室でパンツ一丁で正座していました。

カマキリと戦ったり、たしかゴキブリダッシュもここで習得しましたっけ。
そんな今回の刃牙くんのトレーニングは……まさかまさかの

「型稽古」ッッッ!!

ふ、普通だッ!!

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とはいっても型稽古というのは本当に奥が深いものです。
琉球空手の型などは本当に型を重視していて、ひたすら型稽古をすることで重心移動や拳への体重の乗せ方といったことを学んでいきますね。最近だと菊野克紀さんという総合格闘家琉球空手を学んで大躍進してます。


そんな「型稽古」。
なんつーか幸いにも学べる人はたくさんいる環境だと思うんですね、渋川先生もいるし愚地館長もいる。そういや克己は空手の型の最高峰・転掌を美しく演武してましたし。


なのに刃牙くんは一人。
剣術、柔術、空手、拳法。
そんな様々ある型から刃牙くんが選んだ型は……

範馬刃牙の型」

ん?
これ型稽古ではなくね?
シャドーじゃね?いつもやってるシャドー。
申し訳程度に組み込まれた武術っぽい動きが逆に浮く。


「自分が思い描く通りに身体が動くのか」
とか考えているようですが、そもそも型ってそういうものではないと思うんですが。

先人達の身に付けた身体操作の集大成なんじゃないんですか、型って。
範馬刃牙の型」って言われても、やってることは変わらないわけで……。

宮本武蔵に勝つためには新しい何かを身に付けるしかありません。
いや、その前に範馬勇次郎と闘ったころの強さを取り戻すことからか。


一方武蔵さんは次週、かなりの人数の警官に包囲されることが予想されます。
徳川のじっちゃん、とりあえず説明してあげてくれ!!