心の雑草

「げ」と申します。「旅=人生」というライフスタイルをめざして、心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

突然時間ができたので、突発的に松島行ってきた

松島。

電車に乗れば1時間もしないうちに日本三景のひとつとは、随分幸福な場所に住んでいるなあとつくづく思う。


到着したのはちょうど11時。
松島海岸駅から左側が観光のメインストリームなのだが、ここは黙って右側へ進む。

というのも松島がよく見えるとされる景観のひとつ「幽観」があるからだ。


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道の左側は終始絶景といった具合で、まさに眼福。

そんな道をゆっくりと歩を進める。

松島の島々を遊覧船で観光。観光マップあり
松島情報はこちらから。

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15分ほど歩くと看板が見えてくる。ここまでの道のりは途中から歩道がなくなるので、気を付けて歩いてください。


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急な階段を登った先は展望台になっていて、松島が一望できるロケーション。
写真が下手なので伝わりにくいのだが、ここ本当に綺麗でありました。


さて、ここから駅に戻る途中で正午を迎えた。
昼飯だ。


昼食は「松島さかな市場」で食べることにした。
朝も食べていなかったので、奮発して「大盛海鮮ちらし」を注文する。

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ビューティフル&デリシャス。
マグロが特に美味しかった。酸味控えめの寿司飯も食べやすくていい感じである。
……腹ごしらえのあとは、見るものがたくさんある松島を回って行く。


まずは「松島十二支記念館」へ。ここはさかな市場に隣接している。
写真はないのだが、木造でも石像でもなく漆を塗っては乾かすという行為を繰り返して作られる乾漆像という珍しい仏像が多数あって、日本ではこの規模のものを見られることは珍しい。
ちなみに「十二支記念館」だけあって、それぞれの仏像が各干支の守り本尊であることの説明や、それぞれの干支の説明もある。

わたしは巳年なのでそこばかり見てしまった。
守り本尊は普賢菩薩。説明を見ているとなんだか納得してしまう。
ちなみに巳年の有名人にはコペルニクスがいるらしく、「へえー」とうなってしまった。

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ここは五大堂という松島でも有名な観光スポットで、橋でつながった小島に五大明王を祭ったお堂を建て、それがこの五大堂である。
古くは坂上田村麻呂の時代までさかのぼるが、現在のものは伊達政宗によって再建されたもの。
海もきれいに見える名所である。


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次は「さかな市場」へと戻り、「みちのく伊達政宗歴史館」も見てみることにした。
この施設ではたくさんの蝋人形によって、伊達政宗の生涯の名シーンが順番に再現されており、伊達政宗の生き様を追体験できる。
これは歴史館のラストに置かれている蝋人形で、ここに至るまで伊達政宗は右目を失ったり、合戦で父親を失ったり、秀吉の前に死に装束で参上したり、仙台の街を発展させたりとドラマチックな人生を歩んだことが学べる。
戦国BASARA」のプロデューサーさんのサインがあったりして、伊達政宗ファンにはたまらない場所なのだろう。


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大きな門をくぐり、木々に囲まれた道を進むと松島と言えば!の「瑞巌寺」である。
残念ながら現在は本堂が改修中のため見ることができなかったが、代わりに普段は公開していないところを見ることができる。
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伊達家代々の位牌。
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ご本尊である観世音菩薩。
これらは見ることができるので安心。
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そして目玉となる特別公開がこの陽徳院にある霊屋で、ここには伊達政宗とその妻愛姫の位牌が収められているという。
豪華な作りで、二代目の忠宗が作らせたというこの霊屋。江戸に入ってからのもので静かな場所にあり、両親への心遣いが感じられるというか。


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帰り道には参道脇にある洞窟。「瑞巌寺洞窟遺跡群」と称されるこちらは、かつて僧たちが洞窟にこもり石像を作りながら亡くなった人を供養するという場所だったようで、「奥州の高野山」と呼ばれるような神聖な修練の場だった。
今では西国三十三か所のそれぞれに対応する仏像が並んでいて、ここだけで西国三十三か所を廻った風なことができる。

旅4日目・前 「明日香村・後編」 - 心の雑草
以前明日香村にて伺った岡寺の仏像もあったりして急に親近感みたいなものが湧き上がる。



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最期には瑞巌寺の隣にある「円通院」へ足を向けた。
綺麗な石庭と、どこか洋風のテイストのある御霊屋が特徴。
というのも支倉常長が伝えたという西洋バラの絵が描かれた厨子などが目をひくためで、シーズンになると庭にはたくさんのバラが咲くという。
通称「バラ寺」。今度は花の咲き誇る季節に見に来たいと思った。


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時間は15時を回ったところ。駅のホームで電車を待ちながら、密度の濃い一人旅になったことへの充実感に包まれる。
陽はようやく傾き始めてきた。