心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

「軍師官兵衛」 第33回「傷だらけの魂」感想

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水曜日になっちまいましたがようやく録画していた官兵衛を観ることができました。


秀吉が関白になり、天下統一も目前。
三成、正則、清正。秀吉子飼いの奴らが助長していきます。

北条、徳川、島津と、こうリストアップされると大物揃いですな。

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やっぱり三成は嫉妬してますね。
でも秀吉の言うとおり、軍師としての官兵衛と政治家としての三成で、機能は分離していると。
官兵衛のことは官兵衛のことでちょっとビビっていて、三成ひいきの反動で正則・清正が拗ねる。
人間というのは難しい。


ここで大問題、豊臣の跡継ぎの問題がお話に。
秀吉の唯一恵まれなかったのは跡継ぎとよく言われますね。

茶々・三成ペアはどうなるんでしょう、これから。関ヶ原に向けての流れでしょうか。

クッション程度に荒木村重登場。
秀吉が歪んでいく様を引き出してます。
ほんと村重役の方の演技すごいです。


「新吉と申します!」
スパイか!


官兵衛と村重の間にも、いつしか奇妙な絆が。
新吉スパイじゃなかった!元荒木村重の家臣だった!
ストーリー的な巧みさもあるんでしょうけど……それどころじゃないほど荒木村重の表情が。
もう「荒木村重」で2時間ドラマとか観たいです。2夜連続くらいのやつ。


荒木村重荒木村重で、ちゃんと己の罪と向き合おうとしているんですよね。
しかしすげえ。
有岡城に関わった人たちが一室に介し、当時のことを何も包まず話す。

「この男は死にたい」ってアカギ読んでたのでリンクしますな。


なんかもう……今回の主役は道薫……荒木村重ですよ。
そして黒田官兵衛、そろそろ洗礼を受けるのか。
「傷だらけの魂」を救うのはデウスということですか。


息子、とーちゃんの絵を描く。切ない。
全体的に今回の官兵衛、物悲しいです。
「死ぬことは許されませなんだ」
生きていればいいこともある。
荒木村重の魂を救ったのは息子。その心を解凍したのは息子でした。
死を望む心から、生を満たす心へ。

つーか村重あっさり死んだのかい!


官兵衛殿教会に入り浸りすぎた結果、やはり洗礼受けました。
黒田シメオンの誕生だーーッ!!


黄金の茶室!
安国寺恵瓊の「組み立て!?」が現代っぽくてちょっと笑ってしまいました。


九州攻めが始まります!
秀吉は「人はモノで動く」と思っているから、官兵衛の思考回路が読み切れないようですね。


次回「九州出陣」。
島津との戦いが始まります。