心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

「吉野家」と「なか卯」のうな丼を食べ比べてみた。

うな丼が世界に表れだす季節の「げ」です。
私がよく利用する二大丼ものチェーンに「吉野家」と「なか卯」が挙げられるのだが、少し前からこの二つ、うな丼の提供も始めている。

吉野家は毎年この季節になると出しているのは知っていたが、なか卯のうな丼って私は初耳だったんですよね。いや、前からあったのかもしれないけどね。

というわけで少し奮発して、この二つのうな丼を食べ比べてみました。
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吉野家の安定感

まずは吉野家のうな丼から。
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吉野家のうな丼は、身もしっかりしているし香ばしい香りもあって、値段に対しては十分すぎるクオリティだと思っている。安心して食べられるうな丼である。
何よりうなぎ自体の量も結構満足できる感じで。
私はうな丼に限らずどんぶり系はNOつゆだく派であり白米らしさも味わいたいタイプなので、たれがたっぷりかかってますよーってな感じではない吉野家タイプはさらに好感が持てる。


とまあべた褒めしたところでなか卯いってみましょうか。


全体的にトリッキー、それがなか卯

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一面に敷き詰められた大量の刻みのりと、上に添えられた爽やか三つ葉。
一見吉野家に比べて華やかに見えるなか卯のうな丼だが、実際に食べてみると・・・。

うなぎ自体のおいしさは吉野家に軍配が上がる感じで、たれも比較するとなか卯はかなり甘めでたっぷりとかかっており、ナチュラルな状態でつゆだく気味。好みの問題ではあるが個人的にはいただけない点。
そしてのりが多すぎて、うなぎそのものを味わうことにブレーキかけてくる勢いなんですよね。こんなにのりいらなくね?

しかし、こんななか卯のうな丼がこのようなスタイルなのは+100円で注文できる「うなまぶし」にあったのです。


薬味、だし、それらが真価を発揮させるなか卯のうな丼

なか卯にはうな丼にあられ、山わさび、ゆず皮などの薬味とだしがセットになった「うなまぶし」というセットメニューがある。このセットを前提として考えると、先に挙げたなか卯のうな丼が持つ特徴が全部説明がつくのである。

のりや三つ葉、何より甘くたっぷりめのたれ。これらはすべてだしを入れた「お茶漬け風」にした時のバランスを考えてセットされていると考えれば、すべて納得するのだ。
だしが入ったあとで丁度良いおいしさになるシステム。うーん、企業努力。




というわけでまとめ。
そのままうな丼と向き合いたいなら吉野家
薬味を入れたり、だしを注いでさらさら食べたり、変化を楽しみたいならなか卯

こんな結果になりました。
これからさらに暑くなってきたら、なか卯でさっぱり食べるのもいい。
男らしくどっしりと吉野家でかっくらうのもいい。

どっちもいいね。