心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

LINEと私

初めに言ってしまいますと、私はまず根本的に「LINE」というツールが好きじゃない。


仕事なりなんなりで便利なので登録はしているし活用するべき時は活用しているのだけれど、あの「関係性を強要する」ような距離感とシステムが生理的に受け付けない部分がある。
「既読スルー」とか端的に表した語だと思いますしね。


まあ、そんな自分の話も交えながら如何に私が「LINE」を苦手かつ嫌いかをこの際言語化してスッキリしたい(私が)。


とりあえず私は既読スルーなんて当たり前の権利としてぶんぶん振り回しているのであるが、そんな私に「おい、読んでるなら返事をしろよ」などという反感を持つのは私のことをまるで分かっていない。


返事をする必要性があるようなことには返信しているつもりであるし、先に申し上げた通り「仕事や連絡のツール」としてみなしているので日常会話の延長線上にあるような内容は、よほど暇があるような時でないとスルーする。
もう一度言います。
私は容赦無くスルーする。相手が誰であろうと。
申し訳ないが人との繋がりよりも自分の時間のほうが大事なんです、ワタシ。


もちろん仕事の話、「〜で18時待ち合わせで!」みたいなの、あとは真面目な相談ごとの類、その辺はちゃんと答えている(つもり)。



LINEの嫌なところの一つに、公私の境界が毒されて曖昧になりかねないってところ。
仕事でのグループと、個人同士の私的な会話と、その間のケジメとか区切りみたいなものがボヤけてくる。良し悪しではなくて、自然とそうなってしまうくらいに安易なツールなのだと思う。



最も嫌なのは「時間の時間を奪っていくこと」なのだが。
だから通知はOFFにして、既読スルーも辞さないのです。



「LINE」の登場によって、人と繋がっていたい人間は確かに恩恵を受けているとは思うのだが、私のような「一人でいる時間が必要な人種」にとっては時間や精神の容量を奪うという側面が大きすぎるのである。


境界を壊し時間を奪うツールって面がどうしても目についてダメなんですよねえ。



散々書いてきましたけど、ちゃんと公私の境界、「相手の時間やらなにやらを奪っていること」を理解して使ってくださる方ならなんの問題もないんですよね。

結局使う人間の問題なのね、やっぱり。