漫画原作が日本のドラマを駄目にする!という批判 - Togetterまとめ
「ハケンの品格」の脚本を書いた中園ミホ氏が、ある賞を受賞した壇上で
「マンガ原作が日本のドラマをだめにした」
という旨の発言をし、マンガ原作のドラマ撲滅を訴えたという。
いやね、これは単純な話だと思うのだが、要するにマンガを超えられるような脚本を書ける人が全然いなくなったってだけでしょう。
そこで「マンガ原作」に目をつける製作陣。だけどそれを実写として調理する腕というものが備わっていなければ、当然原作であるマンガを超えることなんて出来ずに「なんだこれ」といった具合で終わる。
何故にマンガを批判できるのでしょうか。
ドラマを作る側に向けるべき批判の数々が、なぜかマンガに向いているようにしか読み取れない。
少なくとも脚本家がこの部分を批判する権利はないと思うんだけどなあ。
脚本家の方がこれを言ってしまうっていうのは、自分たちの力不足を自ら認めたと取られても仕方ないのではないか。
恥ずべきはマンガのストーリーに勝てない脚本家の腕であり、またマンガ原作のドラマを酷い仕上がりにしてしまう製作の腕ではないのか、と。
文句を言う前に自分たちのことを見直していただきたいものである。
ちなみに調べてみたら「白鳥麗子でございます!」の脚本もこの中園ミホ氏。
マンガ原作の脚本書いてるやんけ!!