「大人になっても勉強するなんてみっともないことはやめなさい」という記事に感銘を受けました - 僭越ながら
読ませて頂いた。
すくろあ(id:sclo-a)さんが上の記事にて取り上げた「大人になっても勉強するなんてみっともないことはやめなさい」という記事に対する考え方、感銘を受けたこと、それは理解できるし、素晴らしいことだと思う。
でも、どうにも少しひっかかる。根本部分で。
そもそも「大人になっても勉強する」ことは本当にみっともないのか?
先に言ってしまうと、動機がコンプレックスや逃避行動だとしても「勉強する」ということ自体はポジティヴなアクションであり、その結果が前進ならばなにもみっともないとは思えないのである。
そもそもそういう勉強の動機がみっともないなんていうのが如何に周囲の目、世間体を気にした発言だろう、と。
「勉強する」こと自体が悪いなんてさすがに思えないし、周囲の目を気にして、自分の成長を止めることの方がみっともないんじゃないかなあとも思うのである。
「大人になってからどうすればいいか、それは興味のある分野を体系的に学び直す」とあるけれど、これは勉強ではないのね……という気もするし、そもそもこの「体系的に学び直す力」がない場合は、芦田宏直氏の言う「みっともない勉強」をすることで考える力を養うしかないとも思うのだが……。
元のインタビュー記事を読んだわけではないので、芦田氏の真意は分かりかねる。
だけど、そもそも「勉強」にみっともないも何もないと考えている。少なくとも、世間体を気にしなければ。