心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

「ストライダー」という生き方を提案

ストライダー。


妙にカッコいいこの言葉であるが、実直に訳せば「歩幅の広い者」といったところであろうか。転じてフットワーク軽い奴、みたいな。
放浪者とか旅人、レンジャー、そんな感じかもしれない。ゲームや小説では一般にそんな雰囲気ではなかろうか。


ストライダー」。現代風のストライダーの定義を求めて、いくつかストライダーを紹介してみようと思う。

ストライダーの誕生

おそらく世界最古にして最有名な「ストライダー」は、指輪物語に登場する剣士アラゴルンだろう。トールキンの原作に「Strider」という言葉が出てくる。ちなみに日本語訳は「馳夫」だった。

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彼は王族の人間でありながらフットワーク軽く物語に絡んでくる。この「フットワークの軽さ」がストライダーって感じ。

己の立場に縛られずに、己の信念の元に行動をする姿勢を学ぶことができる。


世界一アクロバティックなストライダーと言えば

ストライダー飛竜

ストライダー飛竜

つい先日発売されたゲームソフト「ストライダー飛竜」を忘れるわけにはいかない。


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舞台は近未来。
世界の支配を目論むグランドマスターを倒すため、忍者を前身とした戦闘・諜報活動に特化した特殊機関「ストライダース」の中でも特A級と言われる最高位のストライダー、飛竜が独り立ち向かう横スクロールアクションだ。


というわけで「ストライダー」は最強の暗殺者集団の人間に与えられる肩書きのようなものなのだが、ゲーム「ストライダー飛竜2」になると若干意味合いが異なる。


ストライダー飛竜2」では、オープニングで飛竜と同じストライダーの飛燕がグランドマスター側に寝返り、ストライダースという組織は壊滅する。
それでも飛竜は戦いをやめない。任務は己が己に下す……。それが「ストライダー飛竜2」におけるストライダーだ。


まるで重力を無視したような超人的な体術、そして全てを一刀のもとに斬り捨てる光剣サイファーを振るい、己の進む道を己で斬り開く飛竜の姿に職業ではなく生き様としての「ストライダー」を見る。


時には自分の心さえ表に出さず、ただ信じる道を自由の中から見つけ出し、突き進む。

ストライダー」とは、そんな生き方なのか。



イギリス製の自転車にもストライダーがあるよ


正直自転車乗らないのでよく分からない。
でも語源的な意味からすると、さぞかしフリーダムに動かせるんじゃないですかね。

ストライダ」に乗って一人旅、とかすげー“ぽい”気がする。


まとめ方が分からない

ストライダー」って言葉の響きにホイホイされて書いた記事なので終わり方が分かりませんが。


敷かれたレールではなく、己で己の道を切り開く生き方。
選択するということから逃げず、立ち向かうどころか時にはそれを楽しみに思うことすらある。


それが「ストライダー」ってことでどうでしょうか。