心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

「ハンガー・ゲーム」 感想

撮りためてた映画を観るシリーズ第二弾は、現在続編が公開されている

ハンガー・ゲーム」だ。つーかレニー・クラヴィッツ出てる!!


近未来が舞台だろうか。

国の政策として12の地区から選ばれた男女24人が殺し合うっていう、バトルロワイアル的なお話。


ちゃんと事前に訓練された上で、実戦に駆り出される。
テレビ中継されてる、年に一度の大人気のショーのようなものだ。


主人公は貧民のコミュニティ、12地区の少女、カットニス。
弓の扱いがキレキレである。

バトルロワイアル」と違うのは、殺しあう若者達にスポンサーがつくこと。
「魅せる」ことが殺し合いを有利にするという、本当の命の取り合いでありながらプロレス的な要素が含まれているのが独特だ。


そしてレニー・クラヴィッツがイケメンである。


戦闘区域は自然の中。サバイバル要素もあってなかなかよろしい。



テーマはなんだったのかっつーとフワフワしてる作品。
ランボー 最後の戦場」の後だと伝えたいことがまるで分からん。


結局ユートピアなんだかディストピアなんだか、格差社会のなんやかんやというか、まあ……エンターテインメントだった。


せっかくのこの世界観と設定なのだから、もっと人間同士のどす黒い心理戦とか裏切りとかを描いて欲しかったかなあと思う。「バトルロワイアル」との比較をよくされるけど、そういう人間の闇を描いてるって意味では「バトルロワイアル」観たほうがいいんだろうな映画だった。


とりあえずレニー・クラヴィッツを観る映画。あんまり出てこなかったけど。




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