人は一人全体ではなく、「ここは優れているがこの面は良くない」のように点で信用せよ、と公言している私だが、そんな私でも「一人の人全体として信用できない」と思う人種がいる。
そんな、「私にとって信用できない上司」が持っている要素を挙げてみる。
上司っつーか一人の人間としてもほとんど当てはまりますが。
キャリアの長短、権力の上下で話をする
「私の方が経験あるし、この業界長いんだから」
「上司である私の言うことは黙って聞けよ」
これらのパターンは、自身に非があったとしても上下関係によってねじ伏せるタイプ。
裏を返すとキャリアや肩書きではない、本人自身の能力がないことを証明しているようなものだ。
極め付けが
「私の方がキャリアも長いし、立場も上だ。1年も経ってないお前が口ごたえするんじゃない」
のパターン。
じゃあ1年も経ってない部下からそんな意見が吹き上がるあんたの仕事ぶりってなんなんだよ、と。別にあなたが嫌いで言ってるわけじゃないよってなると、そういう純粋な力の話なわけで。
言われたくないなら言われないだけの力と人間性を身につけてください。
部下を選ぶ
それぞれの人間はそれぞれの得意不得意がある。それを上手く組み合わせて一つのチームを作るのが、上に立つ人間の仕事だ。
露骨にお気に入りの部下がいるようなタイプは、「こいつはいうことを聞く」「こいつはすぐ反発するからダメ」みたいな分別が行われているような気がする。私の嫌いな、「一を見て十を判断する」ようなタイプだ。
仕事能力が優秀かどうかではなくて、「口ごたえせずに黙って言うことを聞くか」とか「上司である自分が気持ちよく仕事できるか」が選別基準なあたりが虫酸が走るっつーか。
部下の反対意見をちゃんと聞けないで何が上司か。
別に能力至上主義ってわけではないんだけど、それぞれの部下の得意分野を理解して動かせば、部下全員がお気に入りになると思うんだけどね。
とりあえず上司が部下に気を使わせてる時点でおかしいって気付いてください。
上司とは「部下が伸び伸び100の力で働けるように、部下全員に気を使う」者だと思う。
謝らない
まず人間的にアウトなんですがね。
クソみたいなプライドが邪魔して、自分のミスを部下に素直に謝れない。それどころか隠したり、ひどい場合は部下になすりつけたりする。
みんなで先に進むのではなく、己の保身が第一になってるのが丸出しである。
ミスしてもいいので、上司として全体をまとめる力がないことを恥じてください。
喋りすぎる
個人的にはこれ一個でずるずるボロが出てくるやつ。
まずおしゃべりが過ぎる時点で「話していいこと/悪いこと」がしばしば乗り越えることがある。こんな人に相談なんて出来るわけがない。
喋りすぎるとは公私混同の気もある。身体を動かさなければならないときに口を動かしたりなんてことは当たり前だ。
一番キツイのはそれで部下の時間を削り取って行くこと。その結果仕事に穴が出来たとしても「いやいや、あんたのせいだろ!」となるのに、そんな言葉は通るわけがない。
討論になれば一方的に話し続け、「自分は間違ってない」アピール。本質を見誤っている。
正誤は意見交換のあと、客観的考察でしか判別出来ない。結局ここでも間違ったプライド炸裂である。
とまあ、それぞれの人がこんな要素を持っていたというのを挙げてみました。
結局今まででちゃんと信頼できるし、話もできる上司って2人ってところ。
やれやれだぜ。
自分は将来こうならないように頑張ります。