心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

プロレスラー型精神力

自分を卑下しない強さ - GOLOG

この記事を読んでいて、丁度昨日私がツイートした内容を思い出していた。


私はいわゆる「本番」に強いタイプで、周囲からの目があったりするほうがむしろ性能が上昇する人種だ。
小学生の時は、運動会の練習では決して勝てなかった相手を運動会当日に徒競走で追い抜いて勝ったり、走り高跳びでは大会当日に自己ベストを更新するとかしていた(それでも背が低いこともあって優勝はできなかったが)。
他にも思い返すに、とりあえずぶっつけ本番でもかなり高いパフォーマンスを得ることが多い。


というか、ぶっつけ本番くらいのほうが下手をするといい結果が出ることすらある。


おそらく私のようなタイプはマイノリティだと思う。大体の人間が見られていると緊張して最大の力を発揮できないし、本番という環境では普段とは違う環境のため、集中しきれずに最高のパフォーマンスを出力できないと思う。

で、唐突ではあるが自分のような本番で、人から見られていることで集中力が増し、パフォーマンスが向上するタイプを「プロレスラー型精神」と名付けてみた。


今回はそんな心がプロレスラーなお話を少々。


プロレスは言ってみれば観客がいてはじめてプロレスになるわけで、「見られている」という部分がないとダメなわけだ(かつて猪木は巌流島決闘なんかを観客ゼロでやったけど、まあこれは異例ってことで)。


彼らプロレスラーは何百という観客、さらにはテレビの先の視聴者の目にさらされながら、いかに自分は力強いか、美しい動きができるか、痛みに耐える根性があるかを表現して魅せる。
周囲の目に晒されていることに萎縮したり、不安になってるようではとても出来ない仕事だ。



先に紹介した記事に戻るが、「自分を卑下する」ということは不安や恐れ、そういったネガティヴな感情が優位に立っているから起こる。
で、だいたいの人がそれに飲み込まれるんだと思う。


そこで本田圭佑のようなビッグマウスってのはなかなか有効な突破手段であって、あんな風に公言してしまうことで「やるしかなくなる」わけで、そうなったら不安抱えたりビビったりしてる場合じゃない。

ビッグマウスを嫌う人もいるけど、要所要所でうまく使う人は成功しているのが現実だろう。

プロレスラーだって演出としてビッグマウスだったりするし、モハメド・アリに至っては「4RでKOしてやるぜ」と発言しその通りに倒したりした。
公言したことで生まれる責任や覚悟を、プラスに転化できる人達が彼らだ。


手前味噌なんだけど、つまるところ自分はそういう追い詰められた事態をプラスにできる才能がある、プロレスラー型のメンタルを持った人間だということだ。

「失敗したらどうしよう」よりも「ここきっちり決めたら自分超カッケーぜ!」が強いんですよね。だからうまいことビッグマウスを利用して「余裕ですよ」とか「やってやりましょう!」みたいなことを言う。
んで、まあ失敗しても「いや、まだリカバリー行けるで」みたいな感じでなんとか華麗にフォローするという。

失敗だって認めたら失敗なだけだと。
成功するまで続けたら絶対に成功すると。
これ意識しとくと失敗とかさほど怖くなくなる。


なんかどうまとめたらいいか分からなくなったので、分かりにくい記事ですがとりあえずこれで。
みんなも心のプロレスラーを目指そう。