「おねーちゃんって博識♡」
(はくしきって何?)
「そうよ……お姉ちゃんははくしきの傾向があるの」
「!?」
こんばんは、一歩です。
というわけで以前から地味に気になっていた漫画。
「ふうらい姉妹」の感想です。
ニートの姉「山本れい子」と、小学生の妹「山本しおり」のシュールな暮らしをつづった4コママンガ。
昔の少女マンガのような画が特徴的です。
姉が知識がなさすぎる上、とんでもなく天然。
基本的にしっかりしている妹にツッコミを入れられています。
姉「いかなる人も、自分のつむじを見ることはできないの。他人に見てもらわないと、右巻きか左巻きかさえ分からない」
妹「ホントだ大発見!」
姉「あらっ!?ちょっと待って。ろくろ首なら、見れるわね」
妹「見れないよー」
じわ……じわ……
とにかく姉がヤバイ。
「遺伝子」を「いでんこ」と読んだり、「太宰治」を「だざいじ」と読んだりします。じわじわじわじわ。
妹「台風って英語でタイフーンって言うんだよ」
姉「しおり、英語が分かるの?」
妹「うん、少しだけ」
姉「じゃあ…じゃあ、『私は直角にしか曲がれません』ってどう言うの?」
妹「それはいつ使うの?どういう場面で使いますか」
二人で美術展に行ったり、姉が学校まで迎えに来たり。
仲良しなんですけど、妹のツッコミがこれまたじわじわ笑かしてくれます。
2巻も出てたなあ。
買いますか。