心の雑草

「げ」と申します。心の雑草を抜いては肥料に変えていくブログ。

近江巡礼 祈りの至宝展

こんにちは、一歩です。

今日は仙台市博物館で行われている、近江巡礼展へ行ってきました。

正式企画名は「滋賀県琵琶湖文化館が守り伝える美 近江巡礼 祈りの至宝展」。いやはや、確かに美しかった。

撮影禁止だったので自分の記憶頼りなんですが、全体としての感想として、数少ない女性の仏様、神像に惹かれました。
なんなんでしょうねえ、全てを見透かしかつ赦してくれそうな表情。癒し効果抜群で、しかもどことなく女性らしさがあってセクシー。


仏教における地獄を、15枚にわたって描いた作品。
いやー、地獄の鬼は炎が大好きですね。何処の地獄行っても基本的に焼かれるようです。お尻から焼いた銅をぶち込まれたり、鉄を背負わされて下は業火の中、綱を登らされたりします。
諸行無常が表現されているのが多かった感じですね。一見幸福な場面を描いた作品でも、何か滅びや衰退も描かれている。仏教らしいです。


持国天広目天(だったかな?)の2体の仏像。女神転生ファンとしてはなかなかテンションが上がるんですが、やっぱり四天王はカッコいい!


ほかにも曼荼羅図や仏具などもいろいろ展示されておりました。
信仰の対象でもありながら、美術としても素晴らしい。むしろ美しいから信仰されるんでしょうかね。


うーん。心のいい保養でした。